今回はFIAT 500は関係ない記事になります。
子どもを撮影するようになり、これまで使っていたカメラの性能が不満に感じるように。
そこで新しいカメラを買うことにしました。
これまで使っていたカメラ OLYMPUS E-PM2
私はこれまでOLYMPUS E-PM2を使ってきました。すでに10年以上前のカメラで、手ぶれ補正も動かず内臓電池が切れているためバッテリーを抜くたびに時刻がリセットされるという状態。
スマホのカメラがいくら補正技術が進歩しているとはいえ、光学機器メーカーのレンズと大きいセンサーから得られる立体感というんでしょうか?別物だと感じます。
使っているレンズたち
14mm F2.5 残念ながら生産終了になってしまったみたい。
25mm F1.8 一番よく使うレンズです。
45mm F1.8 「ママのためのファミリーポートレートレンズ」で有名ですね。
最近はフルサイズミラーレスにあらずんばカメラにあらず、とでもいうようなカメラ業界ですが、自動車もそうですが手に余るものは持ちたくない。
E-PM2とオリンパスの"Premium"ラインのレンズの組み合わせはまさにベストな組み合わせだと思ってきたわけです。
が、最近不満に思うことが増えてきました。
これまでの私のカメラの使い道は、風景だったり建物だったり動かないものを対象にしたものを撮影することがほとんど。
ついに外でも走り回るようになったミー太郎を撮影しようとすると、ピントがあった写真がなかなか撮れないということがわかってきました。
最新のカメラに比べると、オートフォーカスが遅いし精度が悪い。
また、せっかく動き回る子どもなので写真だけでなく動画でも残したいとも思い始めました。
E-PM2でも一応動画は撮れますが、時代もあって正直動画はおまけといった感じです。
LUMIX G100D発売!
そんな折、PanasonicからLUMIX G100Dというマイクロフォーサーズ規格で新しいカメラが発売されました 🎉🥳🎉
マイクロフォーサーズ規格なのでこれまでのレンズも使いまわせますし、コントラストAFのみとはいえLUMIXの空間認識技術(DFDテクノロジー)が採用されています。
LUMIXのオートフォーカスの方はコントラストAFだけにしては信頼性が高いというレビューが多く見受けられます。
ただし「最新機種」と言いつつ2020年発売のG100というカメラのマイナーチェンジモデルにとどまり、センサーや画像処理エンジンは据え置き。
USB端子の形状が変わったりファインダーが液晶から有機ELになったなどが変更点です。
果たしてG100Dを買うべきかどうか、、、?
いいところ悪いところを整理してみました。
👍珍しくなった小型カメラ
マイクロフォーサーズのカメラは、OLYMPUSのPENやPanasonicのGF/GMなど小型軽量のカメラが多くあったのですが、現在はかなりラインナップが縮小気味。
OMDS(旧オリンパス)は自然写真家むけ?という感じでパナソニックは動画クリエイター向けに特化しつつある感じ。特にパナソニックのGHシリーズなどはマイクロフォーサーズ規格でありながらかなり大きい。
👍EVFがついている
小さくてもEVFがしっかりついています。
たまにはファインダーを覗いて撮りたい時があるので、
今のカメラには当たり前についているのかもしれないですが、「AFターゲットパッド」と呼ばれるようなファインダーを覗いた状態でタッチパネル液晶を使ってフォーカスを合わせたいポイントを指定できる機能がすごくいい感じです。
E-PM2を使い続けてきた私にとってはすごい最新技術に感じました 😅
👍OZO Audio対応
G100Dの先代であるG100は、Vlog用カメラを謳っていたこともあり動画制作機能が充実してます。その一つがOZO Audioというもの。
カメラの内臓マイクだけで、いろんな方向から聞こえてくる音から特定の方向の音だけを取り出すことができます。
動画「制作」をしたいわけじゃないのでカメラ一台でここまで完結できるのは動画撮影が楽しくなりそうです。
👎手ぶれ補正がついていない
Panasonicは元々ボディに手ぶれ補正がついておらずレンズ側に手ぶれ補正機能がついている機種を多く出していました。
その名残なのかG100Dも手ぶれ補正がついていません。
我が家の主力はOLYMPUSレンズなので、手ぶれ補正が使えないことになってしまいます。
👎コスパは良くない
G100Dはボディのみで買うことができず、必ず12mm-32mmのキットレンズはついてきてしまいます。そのため、最低構成でも9万円近く。
この時点ではG99Dという手ぶれ補正もついている本格的なカメラが在庫処分価格になっており、ちょっと手を伸ばせば買える価格差です。
💯総評
やはり4年前の機種のマイナーチェンジでもありますし、ソニー・キャノン・ニコンがしのぎを削っている「フルサイズミラーレス」の性能進化に比べると絶対的な性能に劣るのは確か。
ただ、調べてみて必要な性能は満たしていますし、何より子連れで出かけると荷物が増えるのに、さらに持って出かけたくなる?というのを考えるとベストな選択肢に思えました。
ということで、結局購入を決断です。
「何も何も、小さきものは、みなうつくし」と枕草子には書かれているそうですが、FIAT 500もG100Dも必要な性能があって取り回しがいいというところでは通じるものがあるように思います。
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