Panasonic LUMIX G100Dを買いました(1)OZO Audioの実力を検証

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(0)から大分間が空いてしましましたが、LUMIX G100Dの購入記事です。

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Panasonic LUMIX G100Dを買いました(0)購入に至るまで
今回はFIAT 500は関係ない記事になります。子どもを撮影するようになり、これまで使っていたカメラの性能が不満に感じるように。そこで新しいカメラを買うことにしました。これまで使っていたカメラ OLYMPUS E-PM2私はこれまでOLYM...

今回は「VLOGカメラ」であるG100Dの特徴、OZO Audioの実力を検証してみました。

OZO Audioの特徴と仕組み

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(引用: Audio Source Tracking from OZO Audio offers smarter ways to tell the story)

OZO Audioとは、複数のマイクを使い、音を立体的に捉える技術です。

普通のカメラやスマホでは、マイクは周りの音を満遍なく拾ってしまいます。
OZO Audioは混ざった音をそれぞれどっちから聞こえてくる音なのかを判別することができるということです。

視聴者が回転すると音が聞こえてくる位置が変わる必要がある、VRコンテンツの制作に使われていたりするようです。

例えばプロ向け3D 360°VRカメラ NOKIA『OZO』は8つのマイクを使っていたそう。

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(引用:Nokia OZO Audio reaches a new audience)

名前の通り、あのNOKIAが開発した技術です!

G100DはOZO Audio搭載

LUMIX G100Dは3つのマイクでOZO Audio対応になっています。
先代のG100から対応しており、その時のインタビュー記事を紹介します。

Vlog業界を驚愕させた「LUMIX G100」の立役者、ノキアの「OZO Audio」とは
2020年に入って、各カメラメーカーが動画のブログ「Vlog」にフォーカスした製品をリリースするようになっている。中でも、パナソニックの「LUMIX G100」は高度なマイク機能を備えておりVlog業界で一躍注目を集めている。その立役者とも...

G100Dでは動画撮影中に特定方向の音だけを録音する「指向性録音」のためにOZO Audioが用いられています。

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(引用: Panasonic’s Lumix G100 camera featuring Nokia OZO Audio targets Vloggers)

搭載モードは以下の5つ。

  • 撮影シーンに合わせて自動調整して収音するオートモード
  • 前後左右360°の広い範囲の環境音を収音するサラウンドモード
  • カメラ前方の音をクリアに収音するフロントモード
  • 画角と顔・瞳認識AFに連動して、顔の位置や人数に合わせて最適な収音範囲に自動調整するトラッキングモード
  • 撮影しながらカメラ後方の音声を収音できるナレーションモード

公式サイトから

なぜかPanasonicは、このOZO Audioのわかりやすいデモムービーを作ってません。なので、代わりに試してみることにしました。

OZO Audioの実力を検証

今回はわかりやすい

  • サラウンドモード
  • フロントモード
  • ナレーションモード

の3つを検証しています。

検証方法

3つのモードで葛西臨海公園で見つけた水が流れる人口の滝?の前で回転してみました。
工事現場っぽいフェンスが滝とちょうど反対側です。

指向性録音ができていれば、滝の音が大きくなったり小さくなったりするはずです。

さて、どうでしょうか、、?

実験結果〜OZO Audioは効き目がある!

フロントモードでは滝が視界から消えてから明らかに滝の音が小さくなっていますよね。

また、ナレーションモードでは最初は滝の音があまり聞こえませんが、滝と反対側を向いた時に滝の音がはっきり聞こえるのがわかります。ただフロントモードとは音の聞こえ方が違うので、人の声の周波数を拾うようになっているのかもしれません。

そしてサラウンドモードでは常に一様に滝の音が聞こえていますね。

この検証では単純に前後だけですが、たった3つのマイクで指向性を実現しているのがわかります。

子どもとの撮影に最適なコンパクトサイズのG100D

G100Dはこのように単独でもスマホから1ランク上の動画撮影が可能です。それでいて、コートのポケットに入る大きさ。

パナソニック(Panasonic) 小型・軽量ミラーレス一眼カメラ ルミックス ダブルズームレンズキット ブラック DC-G100DW-K
一眼ならではの高画質で思い出をのこす。小型・軽量のミラーレス一眼G100D登場 ・高画質撮影や表現の幅を広げるミラーレス一眼 高画質・高精細を実現するローパスフィルターレス2030万画素のLive MOSセンサーと、ヴィーナスエンジン 広角...

せっかく公園に子どもと遊びに来ているのに、立ち止まって大きなカメラを構えて撮影しているだけのお父さんがよくいますよね。。
しかしこのG100Dのサイズと軽さなら、一緒に走ったり遊具で遊んだりすることも可能です!

おすすめは電動ズームのこのレンズとの組み合わせ。

パナソニック(Panasonic) 標準ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ルミックス G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S. ブラック H-PS14042-K
被写体の持つ質感を最大限に引き出す「Xレンズ」画面周辺まで優れた高画質・コントラスト性能。電動ズームで、構図決定がしやすいレバー操作。多段速ズームでズームスピードを調整しながらズーミングができる。構図合わせのための細かいズーム調整が快適に行...

G100Dのウィークポイントとして、ボディ側に手ブレ補正がありません。
が、このレンズはレンズ側手ぶれ補正がついています。

まとめ

LUMIX G100Dの特徴の一つ、OZO Audioはちゃんと効き目があるということがわかります。

画質は「最高峰」ではないとは思うものの、子どもと一緒に走れるミラーレスとしてはオススメです。

画角やAF対象に応じて自動調整というのは検証できませんでしたが、今後いい検証方法が思いついたら追加検証してみたいと思います。

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