そろそろFIAT 500のタイヤ交換 格安自動車部品EUROREPARを検討する

FIAT 500のメンテナンス

EUROREPARという、もともとPSAグループのブランドがFIAT向けにも提供されているようだというお話。

我が家のFIAT 500 anniversarioですが、今年が5年目の車検。

先日立ち寄ったガソリンスタンドで、「そろそろこのタイヤ変えたほうがいいですよ~」と言われているくらい、タイヤは経年劣化しています。(溝はしっかり残ってるんですが、ひび割れがはいってきてます)

車検の時に変えることも考えて、購入ディーラーの営業氏に「タイヤ変えたいんですけどどんなのがオススメですか?」と問い合わせてみました。
その結果、オススメのタイヤとしては松竹梅で三種類ご提案いただきました。

購入ディーラーの方がいろいろグッズをくれるので笑、ちょっと遠いけど「必要」な点検はこれから購入ディーラーにお願いしようかなと思ってます。
車検とか法定点検とかです。

ただ、もしデュアロジックがこわれたとかなら、技術力が高いけどシブチンな近所のディーラーにおねがいするかな。

FIAT 500 anniversarioにおすすめのタイヤ

FIAT 500の一般的なモデルは、15インチの鉄製ホイールがついています。
185/55R15というサイズになるそうです。

一方でanniversarioについているヴィンテージ「風」ホイールは16インチのアルミホイール。

ヴィンテージ風な割に、スペック的にはモダンなのです。
こちらは対応タイヤサイズは195/45R16。

一般的にタイヤは幅(195)が広く扁平率(45)が低いほど路面をしっかり掴み走行性能が高まります。
一方で、路面をしっかり掴むことで凸凹を拾いやすく転がり抵抗も大きいので、燃費は悪く車内の騒音も大きくなる傾向があります。

FIAT500にのっていますというとたまに間違われるホンダのフィットですが、185/60R15といったタイヤを使っているようです。
相対的にいうと日本車はタイヤが車体の大きさの割には細いようですね。

松:ミシュラン パイロットスポーツ3

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松にあたるタイヤとして提示されたのは、ミシュラン パイロットスポーツ3

ディーラー見積りでは工賃を入れると12万円超え!
ただ、コストコでだと工賃込みでも9万円くらいで買えるみたい。私は会員じゃないので指をくわえてみただけですが、会員カードをもっているならオススメですね。

ただ、高い割には次に紹介するグッドイヤーのタイヤにはついている低燃費マークやウェット性能がいいですよマークもついておらず、性能がいいようには見えませんが、、?

竹:グッドイヤー EfficientGrip Performance

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竹にあたるのがグッドイヤー EfficientGrip Performance。流通経路がかぎられているのか、通販はされていないっぽいタイヤ。
EfficientGrip Confortというのは普通に売られているようなのですが。

このタイヤは静音・省エネしかも濡れた路面に強いみたいです。
カタログを見る限りでは、ミシュランのタイヤよりいいタイヤに見えますね、、・

実はこのタイヤが新車時に装着されていたタイヤなんですが、グッドイヤー社の乗用車向けタイヤではかなり上のグレードのタイヤだったようです。
ディーラー見積りでは、工賃込みで10万円。

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EfficientGrip Performance

梅:EUROREPARタイヤ

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そして本題がこいつです。梅ランクに提示されたのはEUROREPARという聞き慣れないメーカーのタイヤ。

詳細は調べても全然出てきませんが、ディーラー営業氏からは「ステランティスの推奨タイヤです」というコメント。
しかも値段も安くて、工賃込みで6万円台です。

多分これだと思われるのですが、にしても情報がない。
もしかすると、プライベートブランドということもあり時期によってメーカーも品質も変わっているのかもしれませんね。


PRODUCT FOCUS

資料を見るに、ウェット性能はあるのかな?
Bランクがどれほどのものなのかよくわからないのですが、、。

EUROREPARは、元々PSAグループの1事業

EUROREPARとは

これは一体なんなんだろう?ということで、EUROREPARを調べてみました。
するとこんなことがわかりました。

EUROREPARは、元々プジョー・シトロエンのPSAグループが始めた自動車部品のプライベートブランドのようです。
特徴としては、PSAグループが製造しているわけではなく、実際の製造はサードパーティ。
あくまで、PSAグループの基準をクリアした部品に、お墨付きをつけて売っているものなんだそうです。

ご存知の通り?今は自動車ラテン連合ということでFIATがいたFCAグループとプジョー・シトロエンがいたPSAグループが合併して「ステランティス」になりましたね。

というわけで、ステランティスグループとしては自社の事業ということでEUROREPARのタイヤを一押ししているみたいです。

EUROREPARのタイヤがお勧めされる理由?

以前、ディーラー営業氏と雑談をしていて「ステランティスになって変わりました?」と聞いてみたことがあります。
そうしたら、「そうなんですよ〜、めっちゃディーラーへの監督が厳しくなってて・・・顧客アンケートを必ず取らないといけないし、結果が悪いと怒られるし」みたいな返事が。

見積もりでは、EUROREPARのタイヤが今はメーカー推奨です、ということが書かれてました。

多分なんですが、EUROREPARの部品の売り上げのノルマなども課せられているのではないでしょうか。
他のディーラーでもきっと薦められると思います。

うーん、大変そうですね。

まとめ

・EUROREPARは元々PSAグループのプライベートブランド的な事業です。
・純正部品ではないけれども、基準をクリアしたサードパーティ製部品にPSAのお墨付きという意味で「EUROREPAR」マークをつけて売っているようです。
・PSAとFCAが合併したことにより、FIATディーラーでもEUROREPARの部品を推奨していくことになった模様です。

まーでも、静かな車がいいんでまたグッドイヤーのタイヤにしますかね。

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