最近、我が家のFIAT 500でいくつか不調がありました。
それらの原因が運転スタイルによるものだということがわかりました。
ここ最近発生した不調
この半年くらい、我が家のFIAT 500には不調がぱらぱら発生。今までは一度も大きな不調を起こしたことはなく元気に走っていてくれていたのですが、、。
ちなみに我が家のFIAT 500は1.2L FIREエンジンにデュアロジックのモデルです。
クラッチの遅れ?
最初に発生したのがこれ。確か去年の11月くらいにおきました。
ある日高速道路の走行中、シフトアップ時にすぐにクラッチが繋がらず、失速とエンジンの回転数が急上昇というのが頻発するように。
これはその日だけ発生したもののそれ以降は発生せず。。ディーラーに持ち込みをしましたが原因はわからないということで対処はなし。
ただ、ちょうどデュアロジックのソフトウェアのアップデートがあるということでとりあえずアップデートだけしてもらって様子見ということになりました。
エラーメッセージ
しばらく間が空いて今年の2月頃に発生。
エンジンをかけると「Start & Stop Unavailable」というメッセージが表示され警告音がなりました。そのタイミングでは、エンジンを何度掛け直しても同じ。
ただ、これもそのときにしか発生せず、またディーラー持ち込みをしても原因不明。
Start&StopとはFIAT流の「アイドリングストップ」の呼び方。普段私はそもそもオフにしています。
アイドリングストップはバッテリーに負荷がかかることが有名ですね。
ちょうどこのエラーが発生したのがUconnectをAndroidナビに変えた直後ということもあり、Androidナビが電力を使いすぎているのかも?エンジンを切っているときにも待機電力がかかっているのでは?というのも疑ってみたのですが、バッテリーには問題はなさそうということでした。
Androidナビについてはこちら↓↓↓
エラーアイコン
そして、一番最近発生したのがこれ。
走行中、突然エラーアイコンが点滅し始めました。
これも、そのときにしか発生せず繰り返し発生するものではありませんでした。
不調を総合して分かった結果
一つ一つのエラーだとわからなかったけれども、これらの不調を総合すると同じ原因が考えられるということでした。
「ブレーキペダルとアクセルペダルの同時入力によって、コンピュータが変なデータを学習してしまったのでは」というのが有力な仮説だそうです。
ディーラーの方は、「もしかするとブレーキスイッチの接触かもしれないですね〜?」とぼかして伝えてくれましたが、手元に載っている紙にはバッチリ「アクセルとブレーキを同時に踏まないように注意してください」と書かれていたのが見えました、、。
FIAT 500のECUやデュアロジックのコンピューターは、事前定義されたルールベースで判断するだけでなく運転者の操作や走行特性などを学習し、徐々に個性を持っていくようです。
詳細は分かりませんが、アップダウンが多いところでよく乗られるならシフトアップを遅くする?とか、ドライバーがゆっくりアクセルペダルを踏み込む人なら、エコ重視ということで早めにシフトアップするとか、そういう個性を持っていくんじゃないでしょうか。
この学習機能に、ブレーキペダルとアクセルペダルが同時に入力されたデータが溜まっていくとエラーを起こしやすいそうです。
左足ブレーキが原因かも?
世界的には右側通行が主流。FIATのお膝元であるイタリアももちろんそうです。
なのでFIAT500も元々は左ハンドルを前提に設計されています。
なのでフットペダルの配置が右ハンドルだと無理矢理な部分があります。
以下の写真が、運転席に座った状態で足元を撮った様子ですが、ブレーキペダルは体の中心よりも左側によっています。
なので、自然に足を置くとブレーキペダルにかかるのは左足になってしまいついついブレーキ操作を左足でやってしまいがち。
この運転スタイルによって、坂道発進時なんかにブレーキにまだ足がかかっていながらアクセルを踏み始めてしまい、前述のような異常入力をコンピューターに入れてしまってたようです。
「左足ブレーキ」自体に良し悪しの論争がありますし、FIAT 500のペダル配置はなおさら左足ブレーキをしたくなります。
左足ブレーキはやめましょう、ということは一概には言えないですが、左足ブレーキで運転するときはしっかりブレーキが戻り切ってからアクセルを踏み始めるようにしましょう!
コメント