ついにFIAT 500販売終了へ FIATディーラーは大丈夫か?

FIAT 500について

フィアット・ブランド 「FIAT 500(チンクエチェント)」の国内販売終了

先日、ステランティスジャパンより上記タイトルのプレスリリースが発行されました。

フィアット・ブランド 「FIAT 500(チンクエチェント)」の国内販売終了
Stellantisジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:打越 晋)は、Stellantisグループが掲げるグローバル戦略の柱である電動化の推進に伴い、フィアット・ブランドのコンパクトカー「500(チンクエチェント)」および「500C(...

ヨーロッパ系の自動車メーカーはEVシフトへの姿勢が日系メーカーより前のめりです。
その流れもありついにガソリン車のFIAT 500は販売終了になるようです。

2008 年に国内デビューして以来、老若男女問わず、多くのお客様に愛されてきました。国内の累計販売台数は約130,000台です。

とあり、マイナーモデルチェンジはしつつも15年以上もほぼ同じ形の車が売られてきたというのはすごいことなんじゃないでしょうか。

心配な国内FIATの商品力

最近、FIAT Dobroがラインナップに追加されたりしたのは、500の抜ける穴を少しでも抑えようとしてのことでしょうか。

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ただ、500以外どうしても売れそうな車種というのがない気がします。

SUVのFIAT 500Xや箱型のDobroの対抗はそれこそ日本メーカーもありますし、SUVだったらドイツメーカーの方がブランド力では圧倒的です。
Dobroの方も、ミニバンも日本メーカーがより強い。ミニバン的な車で輸入車というところでも、シトロエンやルノーといったフランス車の方が先行している感。

街中で見かける機会の多さを500が100だとすると、500X、Pandaの時点で5くらいまで下がり、Dobroに至ってはほぼ0ではないでしょうか。発売して日が浅いとはいえ、ディーラーの送迎車で見た1台しか見たことがありません。

ディーラー網を維持できるのか心配

となるとやはり気になるのがディーラー網を維持できるのかという点。

イタリア車に強いと言われる整備店は探すと多数出てきますが、やはりメーカー系のディーラーというのは心強い存在であります。

コスト的には安くはないと言われています。例えばデュアロジックについて、修理可能という整備店は多くありますが、ディーラーは修理はできずASSY交換しかできないそうです。

それでも「FIAT」の看板を掲げていいる以上間違いのない仕事はしてくれるだろうということで、私は整備については毎回FIAT純正ディーラーにお願いしています。

最初の頃お世話になっていたディーラーは、Jeepやアルファロメオといった他ブランドも取り扱っていますが、今お世話になっているディーラーはFIATのみの取り扱い。
経営は大丈夫なのか?心配ですねぇ。

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