Androidナビの使い方比較 Android Auto VS Apple Carplay VS Androidナビ本体のAndroid

FIAT 500の改造

AliExpressで買ったAndroidナビの話の続きです!

これまでの話は↓↓↓

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Androidナビの使い方

Androidナビをナビとして使うには、次のような使い方ができます。

  • Andoid Autoディスプレイとして使う
  • Carplayディスプレイとして使う
  • ナビ本体のAndroidを使う

このナビ自体にAndroidが入っていて、タブレット的に使うこともできますし、
Androidナビにインストールされている「ZLink」というアプリを使ってスマホと接続するとAndroid AutoまたはCarplayのディスプレイにもなります。

このZLinkというアプリは、Google playにも登録されていない謎のアプリです。

使い方の比較

Andoid Autoディスプレイとして使う

接続端末:AQUOS sense 6

前まで使っていたスマホで試しました。

Android Autoのアプリはマルチタッチに対応していません。
なので運転中の操作感覚としては昔の「カーナビ」という感じになります。

ただし、車に乗る前にスマホの方でナビアプリに目的地をセットしておけば、車に乗ってからナビ操作をする必要もないですし、「OK Google ○○に案内して」と指示するとナビアプリに目的地として渡してくれるなど、Android "Auto"ならではの使い勝手があるのも良い点です。

しかもGPSがスマホ本体のものを使うので、A-GPSが使えるので位置情報が正確というのもメリットです。

※A-GPS:位置情報の取得に携帯の基地局情報も組み合わせてGPSだけよりも高速・正確に位置情報を取得できる技術

Carplayディスプレイとして使う

接続端末:iPhone SE (第三世代)

iPhone4 からGalaxyに変えて以来、ずーーっとAndroid派だったのですがiPhonseに鞍替えしました。

iPhone SEは、端末の性能的にはかなり高いものになります。iPhone SEのA15 BionicはAQUOS sense6に搭載されていたSnapdragon 690と比べると数字的には圧倒的に高性能です。

ただ、Carplayは全く使い物になりませんでした!

そもそもZLinkというアプリ自体、Apple公認のものでもないですしかなり無理なことをやっているのかもしれません。

Yahooカーナビのアプリを使うと、検索まではできても何故か「案内開始」ボタンが押せなかったり、結局ナビの利用まで辿り着かず。
というわけで、そもそも評価不能という結論になります。

ナビ本体のAndroidを使う

接続端末:iPhone SE (インターネット共有)

Androidナビ自体、普通のAndroidが搭載されています。なのでAndroid AutoやCarplayを使わず、ナビ自体にナビアプリをインストールして使うことも可能です。
この場合はスマホのテザリング(インターネット共有)を使うことになります。

使い勝手としては、7インチのAndoidタブレットを貼り付けているような形になるので、地図アプリはマルチタッチ操作も可能です。

iOSの場合は、ショートカット機能を使ってAndroidナビとBluetooth接続したら自動でテザリングをONにする、といった連携も可能なので、わざわざiPhoneを触る必要はナシ。

しかしデメリットもいくつか。

AndroidナビにはGPSアンテナがついていますがスマホのに比べると精度が劣ります。A-GPSが使えなかったりするのが原因かもと思います。
また、暑い日はよくナビアプリが強制終了してしまうという不安定さも。

また、Android Auto版ではないアプリが動くのも必ずしもいいかというと微妙なところもあり、、カーナビとして使うにはAndroid Auto版UIの方がシンプルでいいかもと思うところもあります。
また、本体の性能もあまり高くないので普段使っているスマホと同じ感覚で使うこともできません。

総合評価

結果的には、ナビとして使う分にはAndroid Autoとして使うのが一番良いという評価です。

Androidナビ本体をAndroid端末として使う方ができることとしては多いのですが、Androidナビの性能が追いついていないという印象です。

使っているスマホがiPhoneならAndroidナビをテザリングで繋いで使うのが良いでしょう。

 今の所の運用

Povoで安いトッピングを使い、普段は使っていないAndroidスマートフォンを車に乗るときだけ使うという運用をとることにしました。

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